1番おいしいと思わせるサラダの秘密

日頃から、
日本人はよく自分の食べる物の写真をよくとりますが、
今回は2014年6月に発行された
オックスフォード大学の研究発表で、
「おいしい」と感じる視覚的センスについて
面白いデータがでたので、そのお話です。

この実験では、写真のように
同じ材料とドレッシングで作られた
3つのサラダを食べてもらい、
どれが一番おいしかったか感想を聞くというシンプルな実験。
まず、アーティストWassily Kandinskyの作品(A)に
似せて美しく盛られたサラダ(B)、
シンプルに野菜をざっくり混ぜたサラダ(C)、
またそれぞれの野菜をバラバラに
お皿に並べたサラダ(D)の3種類を見せて、
実際に食べてもらいます。

kandinsky painting

結果として、
アーティストの作品のように盛られたサラダ(B)が
一番おいしいと感じ、
他の2つ(C,D)より高価な値段を払って
食べてもよいという評価でした。

実際にこういうデータが出ると、
「なるほど!」と思います。

ミシュラン星のレストランに行きたいと思う理由や、
ミシュラン星レストランの評価が高い理由を改めて実感。

写真だけ見ているだけでも、
幸せになってしまう夢のある料理について、
今度もブログしていきます。

詳しい研究内容はこちら。
http://www.flavourjournal.com/content/3/1/7#

スペインのミシュラン星シェフによるアフターワーク!

マドリッドにあるミシュラン星が
2つついているレストランの中で、
Casino de Madridカジノデマドリッドのレストランがあります。
マドリッドのど真ん中にあるソル駅から歩いて
5分ぐらいのところにあるこの場所。
1903年に権威ある建築家がたてた建物で、お城のようです。

NH Casino de Madrid

カジノは会員制入会金約7500ユーロ、
3ヶ月ごとに約300ユーロの会費のする超VIP施設。
ミシュラン星なので、普通の人は誕生日、結婚式など
特別なイベントにおしゃれをしていくような、
そんな場所です。

今回おいしい情報を入手したので、ご案内です。
カジノデマドリッド内にあるBar Columbusバーコロンバスと、
平日の夜、日替わりでテーマを設けて
アフターワークを楽しむキャンペーンがあります。
このスペースは会員制ではないので、利用可能なのです。

月曜日から木曜日までのテーマは次の通り。

月曜日Lunes – Lunes Vinum
開始時間:21時
価格:30ユーロ
内容:スペイン国内外のワイナリーを招待して、
タパスと共にワインテイスティング。
バーコロンバスのソムリエAlejandro Rodríguezが監修。

columbus04

火曜日Martes – Gimme Five
開始時間:20時半より
価格:25ユーロ
内容:バーコロンバスのバーテンダー
Miguel Perézによるカクテルと
ミシュラン星レストランCoqueのシェフである
Mario Sandovalマリオ・サンドバルシェフの共同プロジェクト。
Miguel Perézミゲル・ペレスバーテンダーは、
2013年度World Class Competitionのセミファイナリストで、
オリジナルカクテルで有名です。
マリオ・サンドバルと言えば、Mario, Diego, Rafael Sandovalの
サンドバル兄弟3人それぞれプロの料理人で、有名。

こちらがマリオ・サンドバルシェフ。Mario_Sandoval-370x241

厳選された5つのタパスメニューと
それに合うスペシャルカクテル5つのメニュー。
スペイン語では、”5 Tapas y 5 Tragos”とあり、
5つのタパスと5つのショートカクテルと
いった訳にあたります。

gimmefive1

ディナーメニューのMenú degustación 135€、
ランチメニューのMenú La Terraza 70€を考えたら、
このアフターワークのメニューは、
お試しにとてもいいオプションです!

水曜日Miércoles – Exotic Drinks
Tiki Cultureをテーマにラム酒がベースの、
トロピカルカクテルを楽しむカクテルナイト。
先週は、マイタイスペシャルでした。

木曜日Jueves – Black Thursday
毎週変わる秘密のパスワードを知っている人に限り、
「シークレットカクテル」を飲むことができます。
このパスワードの見つけ方ですが、
バーの名前、ColumbusBarをキーワードにして
ツイッターなどのソーシャルメディアを探ると
ラッキーな人は見つけることができるそう。

平日仕事の後にふらっと寄って、
ミシュラン星シェフのタパスやスペシャルカクテルを
自分のご褒美にいかがでしょうか?

住所:
Paseo de Recoletos, 37-41. 28004 Madrid.

アジア初ギアペニンセレクション東京開催決定!

ワインを選ぶときに、参考になるワインガイドの批評や点数。
スペイン国内の公式ワインガイドで、
Guía Peñínギアペニン(ペニンガイド)があります。

José Peñín

このガイドの創設者は、José Peñinホセ・ペニン。
国内外を問わず著名なワインジャーナリスト&コンサルタント。
ホセ・ペニンのブログ(スペイン語・英語)はこちらから。
http://jpenin.guiapenin.com/author/jpenin/

今年までスペインを始め、
ニューヨーク、メキシコ、モスクワにて
開催されたギアペニンセレクション。
ギアペニンガイドで高得点をとった
ワインのみのテイスティングイベントだ。
2014年7月4日にワイン業界のプロフェッショナルのみ対象で、
ハイアットリージェンシー東京ホテルにて行われる。

参加ワイナリーは、26社(参加一覧)。

当日はホセ・ペニン氏も来日し、
イベント内でトークショーを行う。

詳しくは公式ホームページへ。
http://www.guiapenin-japan.com

デンマークのワインプリンセスMarie Von Ahm

Marie von Ahmは、デンマーク出身のワインコンサルタント。

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1年間のうち約250日は世界各地へ出張し、
ワインテイスティングやワインコンクールの審査員を務める。
権威ある公式ワイン試飲会、
Grand Jury Européen (グラン・ジュリ・ヨーロピアン)で
最年少、唯一の女性審査員という
画期的なバックグラウンドの持ち主。

世界で一番高いと言われる高級シャンパンメーカー、
Boërl&Kroff Champagneの
ブランド・アンバサダーとしても経験を得た後、
自社の会社「VonAhm Ltd.」をルクセンブルグに起業する。

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ワインの道に進もうと思ったきっかけは、15歳の頃から。
家でおばあちゃんがワインを使って
料理しているところを見て育ち、
「ワインを仕事にしよう」と心に決めたという。

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デンマークはワインの産地ではないため、
スペイン・カタルニア地方へと拠点を移し今に至る。
2014年以降は、新プロジェクト
「Vines from Barcelona」を発表する。
自社ブランドのワイン、またシャンパンが楽しみだ。

参考リンク:http://honestcooking.com/ill-shes-dialogue-wine-entrepreneur-marie-von-ahm/

コペンハーゲン発のVIPディナーパーティー「Dining Impossible」

最近ではネットワーキングイベントという言葉をよく耳にする。
今日は、ネットワーキングとミシュラン星レストランを
融合させ、新たなレベルへと展開させたプロジェクトについて。

開催場所は、ミシュラン星のついた一流レストラン、
参加者は世界各国から集まる美食家という
VIPイベントを主催するのは、
Bon Vivant Communications
(フランス語で”good liver”の意味、美食家)という
コペンハーゲンとバルセロナを拠点とする企業だ。
ハイエンドなレストラン、一流シェフ、高級ワインなどの
ブランドマネージメントを手がける。

Kristian Brask Thomsen

創立者の1人であるKristian Brask Thomsen氏は
当初知り合いを集め高級レストランで
ディナーパーティーを企画した。
回を重ねるうちに人が集まり、反響が増え、
世界ランキングで一位を獲得した
コペンハーゲンのレストランNomaや、
Geranium、 AOCでもネットワーキングイベントを続けた。
気がつけば香港やルクセンブルグから
ポップスターや、F1レーサーなど
有名人が集まるようになったという。

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Nomaのシェフ、Mads Refslund。

イベント名は「Dining Impossible」。
現在では世界ツアーを企画しており、
5月には「DI6」in ニューヨークが行われた。

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「DI7」にはコペンハーゲン、
その後ストックホルム(スウェーデン)、
サン・セバスチャン(スペイン)、
秋にはアジアへと発展して行く。

ミシュラン星レストランの優雅な食事を目の前に
弾む会話の内容がとても気になる。

参考リンク:
http://bon-vivant.dk/dining-impossible-6-new-york-city

スペインのミシュラン星レストランシェフ Vol.2 ダヴィッド・ムニョス

2014年版のミシュランガイドで、マドリードで
初めて3つ星を獲得したレストランといえば
「Diverxoディベルショ」。
34歳の若さでこの歴史的な快挙を成し遂げたのは、
David Muñoz ダヴィッド・ムニョスシェフだ。
2007年にガールフレンドのAngela Monteroと
オープンした。

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マドリッドの中心地区から地下鉄で20分の
Tetuan駅近くにあるこのレストラン。
Tetuanは、フィリピン系、中国系、モロッコ系の
外国人の漂う一方で、一駅離れるとオフィス街の
高級マンションがある地区だ。
今年の夏から場所を移動し、マドリッドの
NHホテル Eurobuildingの中に引っ越す予定だ。

11歳頃から料理に目覚めたというシェフ。
きっかけは、Restaurante Vidiriana の
Abraham García シェフの料理に感動したこと。
周りの友達はロックスターや俳優に夢中の時、
自分はこのシェフに夢中だったと
かわいい一面を見せる。

レストランにはNikeのトラックスーツ、
モヒカンに黒いボディピアスを耳につけ現れる
というまさにNY Timesで書かれていたように、
”料理会の異端児”。
(記事リンクはこちら)。

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レストラン内のインテリアも、エッジのきいていて
少し気味悪いような異様な雰囲気だ。
たとえば、黒い翼の生えた豚8頭の置物の装飾があったり、
メニューには、「ハンニバルレクター」という
ハリウッド映画からインスピレーションを得た
血を想像させるようなケチャップソースのかかった料理など
異色だ。

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元エルクラブアラードのシェフである
ディエゴ・ゲレロにも共通しているところは、
アジア料理と地中海料理のフュージョンを手がけていることだ。
Diverxoオープン前にロンドンのレストラン、
Hakkasan(広東料理)、Nahm(タイ料理)、
Nobu(和食)などの有名レストランで
アジアンテイストを学び、
自身のレストランメニューに活かした。
「アジア料理は一口噛むごとに、甘い、辛い、
酸っぱい、しょっぱい、柔らかい、 固いなど
新しい味わいが広がる。それが、面白い」と、
インタビューで答えている。
(インタビューのリンクはこちらからどうぞ)

2年前からCallaoにあるデパートEl Corte Inglés の
Gourmet Experienceというフードコートで
「StreetXOストリートXO」というカンターバー形式の
レストランもオープンしている。
今年7月、ロンドンに2軒目のStrretXOをオープン予定で
今後はドバイ、ニューヨーク、シンガポールと展開して行く。

新しいプロジェクトを通して、変化を遂げる
ダヴィッド・ムニョスシェフの今後に期待。

Diverxo
新住所: NH Hotel Collection Eurobuilding, Calle Padre Damián 23

スペインのミシュラン星レストランシェフVol.1 ディエゴ・ゲレロ

スペイン・マドリッドにあるミシュラン2つ星レストラン、
El Club Allard エル クラブ アラード。

このレストランに10年以上シェフとして務め
ミシュランガイドに2つ星を残す功績を残した有名シェフ
Diego Guerrero ディエゴ・ゲレロが
マドリッドに新しいレストランを2014年7月1日にオープン。
もう既にreservas@dstageconcept.comにて
オープン前の予約を受け付けていて、
ツイッターやFacebookで「予約済み!」という
シェフの大勢のファンがオープンの日を楽しみにしている。

レストランの名前は、「DSTAgE ザ・ステージ」。

DSTAgE

コンセプトやアイデアにこだわる
ディエゴ・ゲレロらしいネーミングだ。
各アルファベットひとつひとつの意味はというと下の通り。

D – Days to 「期間」
自身のレストランを立ち上げるのにかかった期間

S – Smell 「匂い」5感のひとつである匂い。
レストランの雰囲気すべてを5感で感じてほしいという願い。

T – Taste 「味わい」
自分のレストランで一番大事なコアになる味

A – Amaze「驚く」
お客様をあっと驚かせるレストラン

G – Grow「成長」
変化を恐れずに成長し続けたいという想い

E – Enjoy 「楽しむ」
レストランのドアを開けたら何も考えずにただ食事を楽しんで欲しいという願い

新しいレストランはモダンでおしゃれな若者の集まるマドリッドの中心地区、Malasañaマラサーニャ近辺にある。LGBTのバーやショップも集まり、センスの良いレストランやデザインショップが多い国際色豊かなエリアだ。

インテリアはNYソーホーのロフトスタイル、中庭もある造りとなっていて、オープンキッチンとダイニングスペースが融合しているのが特徴的だ。

オープンキッチンでは常時10人のシェフが、
キッチンを囲む40席のお客様のために最高の料理を作る。

エルクラブアラードのお決まりデザートのポーチトエッグも
進化した新バージョンで登場する。
これから、もっともっと若いシェフの育成に力を入れて、
新しいコンセプトを開発していきたいと言う。

コースは10プレート(88ユーロ)と13プレート(118ユーロ)の2種類。
住所: Rogueros 8, Madrid

詳しくは、こちらこちら