カテゴリー別アーカイブ: バレンシア

スペインのオリーブの木売買市場について

みなさんスペインよりこんにちは。

先日日本で公開が始まったオリーブファン待望のスペイン映画「オリーブの樹は呼んでいる」について投稿しましたが、オリーブの木の売買はどれぐらい行われているのか気になり少し調べてみました。

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映画ではスペインバレンシアのオリーブ農家がドイツのある企業へ樹齢2000年の大木を売るというストーリーですが、こういうことは実は本当に行われています。

2015年12月31日掲載の英ガーディアン紙の記事がこちら。以下、私なりの要点をまとめてみました。

近年スペインの樹齢1000年以上などといったオリーブの大木は主にヨーロッパ、アメリカ、アラブ主張国連邦などへ輸出されていて、1本のオリーブの大木は国際市場で4万ユーロ(日本円で約400-500万円)の値段で売られている。もう少し若い木で樹齢400年の木は1500ユーロとお手頃な値段で手に入れることができるとか。売られた先まで運ばれる過程で枯れていく木もあったり、1000年生きる可能性のあった木の寿命が50年から100年と短くなったりもする。

そんな売買を禁止する法律をスペイン国内で唯一合法化したのがバレンシア州で樹齢350年以上のオリーブの木で幹の直径が6メートル以上の木は販売を禁止。ラルケリアオリーブオイルの木はバレンシア州のアリカンテで栽培されています。樹齢は若い木が多いですが、他人事とは思えません。

バレンシア州地方カステジョン県ではこんなユニークなアウトドアミュージアムもできました。その名も、「Museo Natural de Olivos Milenarios」。

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樹齢1000年のオリーブの木を966本も見ることができる自然博物館で、世界で一番樹齢1000年のオリーブの木の密度が高い場所です!バレンシア市からは車で約2時間なので、今度行ってみたいと思います。

OLIVOS_MILENARIOS_IV(1)

私はオリーブオイルの仕事をするようになって、オリーブの実の中にあるオリーブオイルの健康成分を知り、スペインの自然の偉大さにいつも驚かされていますが、今回このような売買が実際にスペインで行われていることについてもっと多くの人に知ってほしいなと思いました。スペインの経済を考えた時にオリーブ農家で生計を立てることが難しく農家の数が減っていることは事実だと思いますし、樹齢何百年、何千年という大木からは多くの実がならず、効率的ではないこともあると思います。けれどどうにかして、自然を守り、オリーブの文化を残すことはできないのかと考えた時、やはり私ができることはこのブログを通してオリーブオイルの面白さを発信していくことだと思いました。

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バレンシアで感動したタパスとパエリアのレストラン「GOYA GALLERY」

バレンシアでの休暇最終日に友達のおすすめで行ったレストラン
GOYA GALLERY(ゴヤ・ギャラリー)」。
料理、サービス、デザイン、メニューと全てに満足して
お腹がいっぱいになったレストランだったので、紹介します。

GOYA GALLERYの外観。スペイン人の友達には、
「まるでニューヨークへ行ったみたいにおしゃれだよ」
「パエリアもタパスもおいしかったしね」と言われて、予約。

レストランの名前である「ゴヤ・ギャラリー」は改装前のレストランの名前が「ゴヤ」だったこと、店内にたくさんのアート作品が飾っているインテリアデザインのため、「ギャラリー」という由来だそうです。

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メニューを開くと、前菜、タパスメニュー、パエリア、デザートとあります。メニューが気になる方は、公式ウェブサイトへ→GOYA GALLERY

約8種類のタパスメニューがあり、このうちの3つがタパスコンクールで受賞したタパス。

また、このオーナーシェフであるフェルナンド・ナバーロ(Fernando Navarro Navarro)氏はタパスコンクールのみならず、パエリアコンクールでも何度も受賞するバレンシア出身のシェフ。受賞歴は公式ウェブにもありますが、長いのでここには抜粋していくつか書いてみます。毎年優勝、準優勝が異なるコンクールで数回ある凄腕シェフです。

パエリアにもいろいろな種類があるのですが、フィデウアといったお米の代わりにパスタを使う料理や、カルドソという地中海スープたっぷりのリゾットのような料理もこなすプロです。やはり、おいしいパエリアやフィデウアを作るには、お米や食材を煮込むスープを用意することがキーポイントだと教えてくれました。

2014年
1º PREMIO TAPA NÁQUERA
1º PREMIO CONJUNTO TAPAS NÁQUERA
ナケーラ・タパスコンクール2年連続優勝
1º PREMIO ARROZ CON ACELGAS (LLIRIA)

2013年
1º PREMIO ARROS CALDÓS X CONCURSO VILLA DE LLUTXENT D.O. VALENCIA
DOバレンシアのカルドソコンクール優勝

2012年
1º PREMIO MEJOR TAPA CONCURSO INTERNACIONAL DE GANDÍA
ガンディア国際タパスコンクール優勝

2011年
1º PREMIO MEJOR RISSOTTO EN EL PRIMER CONCURSO INTERNACIONAL DE RISSOTTO
国際リゾットコンクール優勝

フェルナンド・ナバーロシェフは、バレンシア出身。バレンシアの隣りに位置するカステジョンにて料理の勉強をし、シェフ修行はバレンシアに戻り20年間働いたところで、今年の1月に自身がオーナーのこのレストランを開業し今に至ります。

平日のディナータイムに訪れると、予約をして正解!8月は夏休みでどこもがらんとしているかと思ったら、バレンシアは海が近いので観光客が訪れるためか、テーブルはほとんど満席。

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今回オーダーしたのはこちら。

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アペリティボのオリーブ(サービス)

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Boquerón relleno de txangurro
イワシフライのカニクリーム詰め

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Pulpo al carbón y cremoso de patata
ガリシア風たことポテトクリーム

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Señoret de carabinero
セニョレ・デ・カラビネーロ(特大赤海老、イカ、エビ、アンコウのパエリア)
お米はフライパンの底に近く、より薄く広がっています。2人分だったのですが、割と大きなパエリアのフライパンで来たのは、そのためでした!

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このスプーンのデザインが素敵でした。

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カラビネーロとは、この特大赤海老のことです。地中海でみられる種類。

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Tarta de queso, limón y cumbrel
チーズケーキ

2人でワイン1本オーダーして、約80〜90ユーロぐらいでした。

バレンシアを訪れる際には、ぜひ!

Goya Gallery Restaurant
住所:Calle Burriana 3 (Valencia)
電話番号: 96 3041835
定休日:月曜日

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スペイン産エキストラバージンオリーブオイル「ラルケリア」

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⬛︎<本物探しの旅>シリーズについて
<本物探しの旅>シリーズは、偽りのオリーブオイルが市場で販売されていると騒がれる中、「本物のオリーブオイルはどういうオリーブオイルか」深く知る必要があると思った筆者が、マドリードにて自分の体験を通してレポートしています。
ín
<本物探しの旅①>スペインのエキストラバージンオリーブオイル
<本物探しの旅②>スペイン・マドリードオリーブオイルソムリエスクールEECO
<本物探しの旅③>マールさんのスペインエキストラバージンオリーブオイル「ラルケリア」
<本物探しの旅④>EECO「Maestro de Almazara(オリーブ工場マスターコース)」の受講レポート

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バレンシアのオルチャタ&コロン市場&ルサファ市場。

みなさん、スペインよりこんにちは。

夏休み休暇でバレンシアの海に行っていました。スペイン人画家ホアキン・ソローリャ(ソロージャ)は出身地であるバレンシアの海の絵をたくさん描いたことで有名です。海風が心地良く、空気も澄んでいてお気に入りの都市になりました。

今日は本場バレンシアのドリンク、オルチャタが飲めるおすすめの3軒についてです!

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オルチャタは見た目は牛乳のように見えるドリンクで、甘くて舌触りがざらっとした豆乳のような味わいのドリンクで、スペインのサマードリンクのひとつです。チュファ(Chufa)とはキハマスゲの地下茎をさすそうですが、これが原料となっています。

オルチャタの原料となるチュファはこちら。

horchata

オルチャタ店にいくとチュファも販売していて、時間はかかりますが家で手作りのオルチャタを作ることもできます。

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この中にチュファが入っています。

バレンシア市の中心地にあるコロン市場(Mercado de Colón/メルカド・デ・コロン)の1階にはオルチャタ店(Horchatería)が2つあります。

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ここがコロン市場です。

mercado de colon

コロン市場はきれいで、天井が高いため開放感があり、1階と地下1階の2フロアの作りになっています。

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入り口にあった花屋さん。

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飲食店のインテリアデザインもおしゃれ。
週末ゆっくり訪れるには良い雰囲気の場所でした。

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さて、オルチャタ店へ!

オルチャテリア・ダニエル ORXATA DANIEL

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メニューを開けると、シュレアリスムの巨匠スペイン人画家であるサルバドール・ダリがこのお店に訪れた写真がありました。伝統のあるバレンシアの老舗オルチャタ専門店です。

horchateria daniel

サイズは4種類、またGranizado/グラニサド(シャーベット状/フローズン)、Liquido/リキド(液状/冷やしてあるだけ)、Mixto/ミクスト(ミックス)、Sin azucar/シンアスカー(ノンシュガー)があります。

現地の人は、細長いファルトンFartonesパンとセットでオーダーして、オルチャタに浸しながら食べる習慣があります。今回はGrande(大)とPequeña(小)とファルトンをオーダーしました。

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3−4時間であればグラニサドの状態でお持ち帰りも可能で、特別な容器に入れてくれます。

カサデロルチャタ CASA DE L’ORXATA

デニッシュパンがあり、美味しそうでしたが、朝食後、1軒目のオルチャテリア店で1杯飲んで満足したため、今回は見学だけして帰りました。飲み比べしたかったのですが、次回までおあずけです。数時間家までドライブする際のお持ち帰りは可能かどうかきくと、「事前予約をすれば冷凍にすることができるけれど、グラニサードの状態では1時間も持たないだろう」といわれ(確かに気温は30度近くあったので)断念。こちらは、特別容器の取り扱いはなさそうでした。市場内のカフェ/テラス席で飲むのが一番ですね。

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また、バレンシア市にあるルサファ市場(Mercat de Russafa)のドライフルーツ店でたまたま買ったこのオルチャタもおすすめです。

ルサファ市場
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Martinez Charcuteriaという生ハムがダダンと並ぶお店の前のドライフルーツ店で売ってました。

市販のスーパーで販売されているオルチャタは甘過ぎて、今まで苦手でしたが、このオルチャタは甘さ控えめで、豆乳が好きな私にはぴったりでした。

スーパーで買うことができるオルチャタは、これ。冷凍庫で冷やして、シャーベット状になっているところを飲むのがおいしい飲み方です。氷不足になるほど今年は猛暑だったのでよく売れたのではないでしょうか。

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バレンシアはオルチャタの他にもおいしいもの、そうパエリアの本場です!パエリアコンクールで何度も優勝しているシェフの新しいレストランへ行ってきましたので、次回レポートです。お楽しみに!

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