観光客を狙った罠!?1週間で4000回以上リツイートされたリゾート地のレストランの336ユーロの領収書とは?

みなさん、スペインマドリードよりこんにちは。

8月はスペイン全国が夏休み休暇をとる習慣があり、帰省ラッシュで高速も渋滞しています。8月のマドリードはそのため、海外からの観光客が増え、マドリードの住民はそれぞれバカンスを楽しみに山や海のリゾート地へ避暑地へ移動。

スペインのリゾート地といえば、海。イベリア半島は海で囲まれているので、マドリードから焼く3、4時間車を走らせると海岸へ到着します。スペイン本土を少し離れた地中海に浮かぶマヨルカ島、メノルカ島、イビサ島などの美しい孤島も豪華ホテルや高級レストランが多く、一般的に8月はハイシーズンのため宿泊代や旅費が高いことで知られています。

今日はそんなスペインのリゾート地、フォルメンテーラ島で最近あったお話。

フォルメンテーラ島は日本でも有名なイビサ島からフェリーで30分離れたところにある島です。今回インターネットで炎上している注目のレストランは海岸沿いにあるレストラン「Juan y Andrea」。

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このレストランを訪れたスペイン人観光客の一人でワインやグルメ業界に携わるIgnacio Villalgordo氏がツイッターにのせたレシートの写真がこちら(下記参照)。1週間でもう既に4000回リツイートされ、某レストランの話題はスペイン国内外のニュースでも取り上げられています。

レシートの内容はというと、こちら。

パンとアリオリソース 9ユーロ

本日の魚(オーブン焼き)1kg153ユーロ 計221.85ユーロ(約3万円)

白ワインボトル 50ユーロ (ワインショップで買うと通常10ユーロぐらい)

アイスクリーム 7ユーロ

サラダ 19ユーロ

コーヒー 4ユーロ

カフェオレ 4.5ユーロ

ミネラルウォーター 8ユーロ (約1000円)

ビール カニャという一番小さいコップ1杯 7ユーロ (通常1.5〜2.5ユーロぐらい)

ティントデベラノ 7ユーロ

消費税10%込みで 合計337.35ユーロ(1ユーロ/135円換算で約45000円)

前菜にパンとサラダ、メインでシェアするグリルの魚、デザートにアイスクリームと食後のコーヒー、ワインやドリンクをごく普通な数量だけ頼んで2人分の合計が約45000円だったことに、驚き「Tourist Trap. Sin paralbras. (観光客を陥れるための罠。言葉にできない。)」と8月6日にツイッターでシェアしたところ、そのレストランのトリップアドバイザーとフェイスブック、ツイッターなどのソーシャルメディアに怒り、嘆きの声とイビサ島やレストラン顧客よりサポートの声が殺到。

レストラン「Juan y Andrea」はFacebookで次のような公式声明を発表し、200以上のメッセージの対応に追われています。ソーシャルメディアのみならず、メールや電話でも批判が殺到している状況です。

ざっくりまとめると、「当レストランは海岸沿いにあるただのChiringuitoバル(スペイン語では海の家+バルのような飲食店をChiringuitoという)ではなく、一流のレストランであり、新鮮な食材を使って調理している。総勢55人のスタッフで全力でおもてなしをしている。世界でも有数の美しいビーチ、またSes Illetes自然公園内にあるという最高の場所をお客様に提供している。」という内容。

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スペイン産のローカルで新鮮な食材。

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新鮮な魚介類をつかったシーフードパエリヤ。海はすぐそこです。

以下、私の個人的な意見です。

今回の問題は、レストランの入り口にメニューがあり、だいたいの料金の目安はついていたけれど、「本日の魚」の料金は書いていないため、レシートをみて驚いたということ。フォルメンテーラにある同じぐらい有名な高級レストランのオーブン焼きの魚は1kg90ユーロぐらいしたという経験上、今回の料金に不当性を感じたということ。高級レストランなので、メニューにない料理の料金は、(恥ずかしい人もいるかもしれませんが)念のためウェイターに聞いてみる、事前にウェブにあるレビューなどで「本日の魚」も含めたおすすめの一品の相場がどれぐらいか調べてみることが必要だったかもしれません。レストラン情報にまめな人はきっと、この「罠」にはかからなかったはず。

また、意外と海岸沿いの安いバルの方がサービスが悪かったり、雰囲気は普通だったとしても、美味しいものがでてきたりする可能性もスペインはあります。このお店は「イカリングが、エビが、ムール貝がおいしい」などといった自慢できる一品がどこでもあると思います。スペイン語ができないと直接質問もできないときもあるかもしれませんが、観光地のレストランは少なくとも一人は英語のできるスタッフがいるはず。

スペインにあるレストランやショップはすべて「Hoja de reclamacionr」という不快なサービスや不当なサービスを受けたときに提出するクレーム用紙があり、どういう点が不満であったか記入して消費者相談センターに提出すると、そのクレームの信憑性が証明された際に処罰がくだされます。今回レストラン内では苦情は何もせずに、ツイッターのみで批判したようで、本当に不快であればクレーム用紙を提出してもよかったと思います。

写真でご覧の通り、このレストランの立地条件は最高です。これ以上きれいな水はないというぐらい自然にあふれた場所でおいしい地中海料理が食べられること、食べ物だけではなくそのレストランの雰囲気やサービスも含めた総合的な体験にお金を払っていることを忘れてはいけません。また、今年の夏はハリウッドのセレブではパリス・ヒルトン、ロバート・デ・ニーロやスペインリーグの有名選手がプライベートジェットで訪れるというではありませんか。隣の席でひょっとしたらロナウド選手やメッシー選手がバカンスを楽しんでいる会話も小耳に挟むことができるかもしれませんね。

スペインリゾート地であったレストランニュースでした。

参考リンク:http://smoda.elpais.com/articulos/el-caso-del-chiringuito-de-los-300-euros-en-formentera/6671

写真はレストランFacebookページより。https://www.facebook.com/Juan.y.Andrea.Restaurante/

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⬛︎<本物探しの旅>シリーズについて
<本物探しの旅>シリーズは、偽りのオリーブオイルが市場で販売されていると騒がれる中、「本物のオリーブオイルはどういうオリーブオイルか」深く知る必要があると思った筆者が、マドリードにて自分の体験を通してレポートしています。
ín
<本物探しの旅①>スペインのエキストラバージンオリーブオイル
<本物探しの旅②>スペイン・マドリードオリーブオイルソムリエスクールEECO
<本物探しの旅③>マールさんのスペインエキストラバージンオリーブオイル「ラルケリア」
<本物探しの旅④>EECO「Maestro de Almazara(オリーブ工場マスターコース)」の受講レポート

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